鏡心・完全版
インディーズ映画の第一人者・石井聰亙(ISHII SOGO)監督が、初めてのワンマン映画として鋭意取り組んだ新作映画「鏡 心」(きょうしん)が、「ハイビジョン24P・3Dバーチャルサウンド・完成尺六十一分」の完全版として完成した。 本作「鏡心・完全版」は小品ながら、一切の制約から完全に自由な自主制作体制で創られた映画作品で、「全く未知の体験に観客を誘う」意欲的作品であり、フルデジタル機材を駆使して作られ上映される劇映画として、画期的な試みに満ちている。 超小型ながら劇場公開のクオリティを生み出せる新型DVカメラ24Pモードを駆使した撮影後、個人作業によって、編集・音響・音楽を、超ハイファイ・クオリティで完成させるという「デジタル技術革命作業」が、優秀な精数メインスタッフ(プロフェッショナル映画製作では異例の監督含む約5人という小人数)によって成された。 今までの日本映画で捉える事が難しかった、女優のささやかな表情、微妙な吐息、混沌の都市の中で現在を生きる葛藤、孤独、喪失感などを、立体的に映像に定着させるという試みが、小型カメラの機動性を武器に遺憾なく発揮されている。 「完全ノーライト」による撮影は、瞬間々に刻々と姿を変える東京繁華街やバリ島の大自然の現在の息吹を、「ゲリラ的オールロケ」によって生々しく鮮烈に捉え、強い詩的な力を持ち、同時に新しい娯楽体験にもなる、まったく新しいオリジナルな映画世界を創り出している。 また音響面においても、通常の音響データの数倍を駆使した、画期的クオリティによるフルデジタルの特殊な立体音響設計(3D Virtial)を行っている。 適切な環境とハイファイ機材での再生のもと、かってない音響空間が出現し、今回の映画音楽(音楽小野川浩幸)のべースになるインドネシア・ガムランの神秘的響きと広がりとともに、観客を異次元の世界へ誘えるものと期待される。 そしてあえて映画館という場所に限定されず、エキシビジョン(展覧)上映として、様々な関連映像作品や音響、そして対談などを同時に提供し、「鏡心」の作品世界を立体的に、深く、まさに「ライブ」として味わっていただく上映ツアーを全国で展開する。 「鏡心」が完成に至るまでの軌跡を、制作の各段階を追いながら詳細に斬っていく石井監督の特別レクチャーもほとんどの地区で上映会期中に開催。 すべて劇映画としては画期的な試みです。
空幻之屋
约翰·克里斯托是一位受人尊敬的大夫,与他安安静静甚至有些傻傻的太太格尔达以及两个可爱的孩子过着表面上平静的生活。实际上呢?又是怎样?亨利埃塔,约翰真正的红颜知己,一位出色的雕塑家。在她的生活中除了雕塑还有什么?毫无疑问是约翰,除此之外……也许没再有什么了。格尔达一直以为约翰是个十全十美的人,没有坏毛病,没有不良嗜好,她也许永远也不会发现他与亨利埃塔之间的微妙情绪,是的,在她自愿自欺的脑子里,约翰是个神,她怎么会知道他的秘密,她又怎么会知道约翰当年娶她部分原因是要逃避一个他爱着的噩梦——维罗尼卡。维罗尼卡,强制的维罗尼卡,约翰曾是那么爱她。十几年后她又回来了,来到了空幻庄园,这个让约翰爱、格尔达怕的地方。庄园的主人是安格卡特尔夫妇,是他们邀请了包括约翰、格尔达、亨利埃塔、爱德华、米奇等等来这里度周末。对了,还有……波洛。说到爱德华和米奇,这是一对让人可叹的年轻人,爱德华爱着亨利埃塔,可是雕塑家对于自己的爱情确是如此有主见,约翰……爱德华的痛……米奇,不再是爱德华眼中的小姑娘,她是爱德华的仰慕者,爱恋者,这些,爱德华有知道多少?平静?这也算平静?无数纠缠不清的三角关系在露西·安格卡特尔冷酷的眼睛下上演。再加上维罗尼卡,你能想象吗?也许是畸形……约翰死了,是的,就像舞台上的拙劣表演。他躺在游泳池的边上,格尔达在一旁举着枪,茫然,茫然……一群人更加茫然的注视着这个情景。这是真实的吗?波洛想。这是真实的,真实的即将变成尸体的约翰缓缓地说:“亨利埃塔……”指控?不知道,不知道,不知道。格尔达就这么举着枪,所有的人在想:真的吗?
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